【アンケート結果】大学生のExcelスキル調査
スマホがあれば、いつでも・どこでも手軽にインターネットに接続でき、スマホアプリを通じて便利なサービスをさまざまに使える利便性もあってか、“パソコン離れ”が謳われている現代の大学生にとって、社会人なら誰もが知っているパソコンの代表的な表計算ソフトExcel(エクセル)は、どのような存在なのでしょうか。
2019年4月、大学に入学したばかりの新入生に、Excelスキルについての調査アンケート(※)を行いました。今回の特集では、アンケート結果から見えてきた大学生のExcel活用状況をご紹介します。
そもそも、Excelを使ったことがあるの?
使いはじめた時期は、「高校」が59%ともっとも多く、次に「使ったことがない」が21%、次いで「中学」が15%という結果でした。高校では、授業(「社会と情報」や「情報の科学」)で、“情報を伝えるグラフの作り方や読み取り方”などを学ぶ機会を設けている学校もあることから、そこでExcelを活用したケースが回答結果に表れているのかもしれません。
また、得意か否かについては、「苦手」が42%と一番多く、「少し苦手」の24%と合わせると、6割以上がExcelに対して何らかの苦手意識をもっています。また、使ったことがないがゆえの回答なのか、「どちらとも言えない」が31%という結果でした。
どのくらい、Excelを使いこなせているの?
ほぼ全員に迫る大半の学生が、「困ったことがある」と回答。そのときの対処方法としては、「ネットで調べる」が35%ともっとも多く、次いで、「先生や講師に聞く」が30%、「友人に聞く」が27%という結果でした。
Excelの必要性について、どう思っているの?
Excelスキルについては、大半の学生が「欲しい」と回答。また、社会に出てからのExcelスキルの必要性については、「必要」が80%、「たぶん必要」の17%と合わせると、ほぼ全員が、社会人にとって不可欠なスキルであるという認識でした。
Excel初心者におすすめなのがMOS
アンケートからは、「知ってはいても、使う機会が限られていたのでExcelは苦手」「使ってはみたものの、わからないことが多くてExcelは使いこなせていない」「いずれ社会に出たら必要になるので、Excelは使えるようにしておきたい」と考える学生が多くいたという結果が見えてきました。
そんな学生の皆さんへの学習ツールとしておすすめなのが、Microsoft Office Specialist(以下、MOS)。Excelのスキルを習得するうえでポイントとなるのは、「最適な使い方をマスターする」ということ。その点においてMOSは、Excelスキルを効果的に身につけるための3つの特長があります。
特長1:操作方法も身につく実践的な資格
MOSは、筆記用具でなく、コンピューターを使って行う実技試験。本番の試験では、パソコンの画面上に立ち上げられたExcelを、マウスやキーボードで操作しながら解答していきます。試験対策も、実際に操作しながらやり方を理解・習得していく実践型のものが多く、学習内容のすべてがExcelを使いこなせるスキルに直結します。
特長2:体系的な学びで最適な方法を選択
MOSは、Excelがもっている多彩な機能を最適に使いこなせるスキルを測る出題内容になっています。そのため、MOSを取得するうえでは、断片的な知識でなく、Excelの全体を理解する体系的な学習が基本になります。資格の勉強を通じて、「知識の体系化」を自分のなかに作っておくことで、あらゆる場面でExcelを効果的に使えるスキルが発揮できます。
特長3:学習教材が豊富
MOSには、試験対策用の対策書籍をはじめ、eラーニングや通信講座などのさまざまな学習教材があります。いくつもの選択肢のなかから、自分のスタイルに合った対策教材を選んで学習を進めることができます。
なかでも、本番の試験形式を模した模擬問題付きの対策書籍は、さまざまな大学やパソコンスクールが行っているMOS対策講座でも利用されている試験対策に定評のある教材です。
おわりに
Excelで困ったときに、必要なことだけをネット検索する方、周りにいる詳しい人に聞いて解決する方など、やり方は人それぞれかと思います。Excel初心者の学生の方ならば、用語や機能についての基本知識から効率的な操作方法に至るまで、体系的に学べるMOSの学習を通じて、社会に出る前にExcelの苦手意識を克服しておくのはいかがでしょうか。
※アンケートは、2019年4月入学の学習院大学の男女(合計109サンプル)を対象に実施しました。